Jul 25, 2009
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枝野幸男官房長官は25日午前の記者会見で、国家安全保障に関する内閣機能を強化するため、枝野氏をトップに3人の官房副長官とで構成する検討チームを発足すると発表した。同日午後に初会合を開く。「日本版NSC(国家安全保障会議)」の創設を視野に、国家安全保障に関する過去の事例や諸外国の組織体制を調査、検証する。
日本版NSCをめぐっては、菅政権が昨年12月に閣議決定した防衛力整備の基本方針となる「防衛計画の大綱」に、首相への助言や情報収集など行う新組織の設置が明記されている。安倍晋三政権下で日本版NSC新設に向けた議論が行われたが、実現していない。
枝野氏は、国家安全保障分野の官邸機能強化について「従来議論されているが、必ずしも大きな転換、変化につながってこなかった」と指摘、「チームで検証した上でどういう体制で議論するかを考える」と述べた。
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【クライストチャーチ時事】ニュージーランド南島クライストチャーチ市で起きた地震で、日本から派遣された緊急援助隊などは25日、日本人多数が被災した語学学校「キングズ・エデュケーション」が入居するCTVビルの倒壊現場で捜索を続け、発見された遺体の身元確認も進めた。
現地警察当局は同日、地震による死者は113人、不明者は約200人に上ると発表。日本の外務省によると、このビルで研修中だった浅川真弓さんの無事が新たに確認されたが、富山市立富山外国語専門学校の学生ら日本人26人の安否は依然確認できていない。
被災から3日目。同日午後1時前(日本時間同日午前9時前)には生存率が著しく低下するとされる72時間が経過したが、援助隊は引き続き、生存者の救出を目指して24時間態勢で作業を行っている。
援助隊の吉井幸夫団長によると、捜索は2隊に分けて実施。倒壊したビルの柱などを電子カッターで切断して除去した上、カメラ付きのセンサーなどを使用して生存者の有無を確認しているという。
同地には25日、同校の学生9人の家族が到着。既に現地入りしている同校関係者と一部の家族は、現地警察を訪れて情報収集するなどしているという。また、外務省の現地対策本部は「家族支援チーム」を設置した。
ニュージーランド警察当局によると、CTVビルの倒壊現場ではこれまでに、47人の遺体が発見されている。24日の捜索では23人の遺体が見つかった。
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【クライストチャーチ佐藤賢二郎、堀江拓哉】ニュージーランド南島最大の都市クライストチャーチ付近で発生した地震で25日朝、地元災害当局は死者数が113人に上ったと明かした。現場は同日朝から冷たい雨となり、午後1時(日本時間午前9時)前には生存率が著しく下がるとされる「発生から72時間」を過ぎた。多数の日本人が被災した語学学校「キングス・エデュケーション」が入るCTVビルの倒壊現場では、日本の国際緊急援助隊員らが雨にぬれながら捜索・救助活動を急いでいる。
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◇家族ら30人到着
現地の空港には25日朝、キングス校で語学研修中だった富山市立富山外国語専門学校生の家族ら約30人が到着した。
CTVビルの倒壊現場からは24日までに47人の遺体が見つかり、依然120人近くが閉じ込められている可能性がある。25日もがれきの下から複数の遺体が発見され、仮設の安置所に運ばれた。午後になり、「発生から72時間」を過ぎたが、救助隊員らは現場に散乱するコンクリートの塊を電動カッターで切断し、重機で撤去。音声を感知する機器や小型カメラを使い、がれきの下に取り残された学生を懸命に捜している。
地元災害当局者によると、昨夜からの作業でがれきの中に生存者が残されている手がかりはなく、厳しい状況が続く。
日本隊団長の吉井幸夫・外務省国際緊急援助官は25日午前、「状況はひどく、大変な作業だが決して望みは捨てない」と語った。
一方、富山外国語専門学校生と、留学仲介業者「ワールドアベニュー」が手配した留学生の家族ら約30人が25日朝、現地の空港に到着した。「ワールドアベニュー」を通じキングス校に留学していた滋賀県長浜市の平林祐子さん(28)の父敏春さん(60)は「娘が生活していたアパートに行こうと思う。こちらに知り合いもいるみたいなので、そこも訪ねてみるつもり」と娘の無事を願った。また「現場にも行きたい。全然様子が分からないので」と言い、不安そうにタクシーに乗り込んだ。
空港で出迎えたオーストラリア大使館の天野哲郎次席公使(55)によると、現地時間の25日午後には、現地警察の聞き取りが予定されているという。「家族らと相談し意向を聞きながら対応していきたい」と話した。
同日に現地で会見した外務省の徳永久志政務官によると、不明者の家族で現地入りしているのは現在、計37人。家族らはバスでCTVビルの倒壊現場に向かおうとしたが現地警察が「危険」と判断、近づけなかったという。
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